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クラミジアの気になる感染経路とは

カプセルを持っている男性

クラミジアは、世界的に最も頻度が高い性感染症として知られています。
日本における最近のデータでは18歳から19歳の女性の10人に3人は感染しているといわれており、若年層、特に女性に多く見られるという特徴を持ちます。
原因は真正細菌の1つであるクラミジア・トラコマチスに感染することがあり、厄介なのは炎症などを一気に引き超すのではなく時間の経過とともに障害が徐々に現れることです。
実際、男性では50~60%、女性に至っては70~80%が無症状か軽い症状を示しており、このことが症状の進行と相手が感染をする原因になっています。

クラミジアで重要になるのが、症状・感染経路・適切な対応への理解です。
まず、症状は男女によって違いがあり、ともに炎症が伴います。
具体的には男性であれば尿道のかゆみや不快感、排尿時の軽い痛みや尿道からの膿、精巣上体の腫れや発熱があります。
女性ではおりものの増加あり、不正出血や下腹部・性交時に痛みを感じるようになります。

感染経路に関しては、最も多いのが性行為です。
知っておきたいのは性行為の全てが該当することがあり、例えば、オーラルセックスによって咽頭へも感染します。
咽頭の場合には、喉の腫れや痛み、発熱などの症状はあるものの、問題なのは性器とは異なりその頻度が非常に少ないことです。
無症状なために本人が自覚することもなく、結果としてパートナーに感染させてしまうことになります。

感染経路を考えた場合、キスや回し飲みなどはどうなのかと不安に思う人もいます。
まず、唾液による感染は否定できないもののリスクとしては極めて低く、学会や論文なども発表されていません。
浴室や温泉などでの感染も報告はされておらず、性行為に注意を払えば過度に心配をする必要は無いと言われています。

クラミジアは最も一般的な性感染症ではあるものの感染力が強く、放置をすることは大きなリスクにつながります。
感染経路を知ることは防止への第一歩であり、異常が無くても覚えがあるような場合には早めの対策をすることが大切です。

クラミジア防止のために出来る対策

クラミジアは、日本国内に40万人以上の感染者がいるとも言われています。
防止をするには自分がかからないことも含め相手にも移さないことが大切になり、ここではどのような点がポイントになるのか理解をしておく必要があります。

防止で最も重要になるのが不特定多数との性行為を避けることです。
パートナーなど、相手を限定することが効果的な対策になり、高い確率で感染を防ぐことができます。
一方、感染が疑わしい場合や、実際、感染をしてしまった場合には医療機関での治療が最も適した方法になります。
クラミジアは短い治療期間で結果を得ることができ、早ければ早いほど高い効果を得ることができます。

医療機関が防止策となる理由は、相手への感染を防ぐということがあります。
クラミジアの問題の1つに自覚症状が非常に少ない点があり、このことが症状の進行とともに相手への感染の原因になっています。

医療機関における検査は男女で違いがあり、男性では尿検査、女性では膣内分泌物を採取して行われます。
また、双方ともに喉クラミジア検査も行います。
女性で尿検査が採られない理由は、クラミジアが排尿器官ではなく内蔵と子宮につながる独立した器官に感染することがあり、そのために子宮頸管や膣壁粘膜の分泌物が検体に用いられます。

治療では、基本的には男女ともに飲み薬(抗生物質)が処方され、完治は性感染症の中では早い部類に入ります。
なかなか治らない場合など、稀に飲み薬に加え点滴も併用されますが、ほとんどは完治することができます。
使用される薬には治療期間中1回の服用で済む単回タイプと、7日間程度服用する複数回タイプの2種類があり、大切なのは途中で服用を止めないことがあります。
定められた内容を守る必要があり、再発を防ぐためにも、飲み干した後は必ず医療機関での再検査を受けることが大切です。