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淋病はクラミジアと同じジスロマックで治療可能

淋病は淋菌を原因とする性感染症であり、男性は尿道炎による排尿痛、女性は子宮頸管炎による不正出血を発症することが多くなっています。
一部には男性では精巣上体炎、女性では淋菌性骨盤内感染症(PID)を引き起こすことがあり、菌血症を発症して播種性淋菌感染症などの全身症状を発症する場合などもあるようです。
1回の性行為による感染伝播率は約30%とされており、淋菌に一度感染しても免疫は作られないため、完治しても再感染する可能性があります。

炭酸ガス要求性で高温や低温に弱いため、淋菌は通常の環境においては生存することができません。
通常は性行為を介して、人から人へと感染することになります。
近年では特にオーラルセックスでの感染が増加しており、咽頭における淋菌の感染や保菌が問題となっているのです。
男女ともに20代の罹患率が高く、若い世代に淋菌の感染者が多いという傾向があります。
さらに日本では淋菌感染症が現在も増加を続けており、これは先進国の中では我が国のみに顕著な特徴です。

淋病の治療薬には、ジスロマックをおすすめします。
ジスロマックは様々な細菌感染症に効果的な抗菌薬であり、炎症による患部の痛みや腫れ、出血や膿などの症状を改善します。
淋病以外には、クラミジアや歯周病などの治療にも効果的です。
ジスマロックは飲み始めてから数日で、症状の改善のために効果を発揮します。
抗菌効果は1種間から10日程度継続し、この間に症状の原因となっている細菌を死滅させるのです。

ジスロマックは細菌の増殖を阻害する作用により、抗菌効果を発揮します。
アジストロマイシンという主成分にはタンパク質を構成する細胞内のリボゾームの働きを阻害する効果があり、細胞の分裂や増殖を抑制することで細胞を死滅させるのです。
リボゾームの構造はヒトの細胞と最近の細胞では異なり、ジスロマックは細胞のリボゾームのみに働きかけることで、淋病などの様々な細菌感染症の症状を改善します。

淋病はどれくらいの期間で完治できる?

排尿痛や不正出血などの症状があらわれた場合には淋病に感染した可能性が高くなりますので、早めに泌尿器科を受診して医師の診察を受けるようにしましょう。
特定のパートナーが存在する場合には、パートナー同伴で受診することをおすすめします。
淋病は細菌による感染症であり、主な感染経路は性交渉によるものとなっていますので、カップルの場合には双方が淋病に感染している可能性が高いのです。
治療には抗菌薬の投与が行われ、ほとんどの場合には治療薬の作用により淋菌を死滅させ淋病を完治することができます。

淋病を完治するために必要な期間については、淋菌に感染した人の体質や症状によりそれぞれ異なりますが、1週間から10日程度がおよその目安となります。
ジスマロックなどの抗菌剤は一定量を一定期間使用することで効果を発揮しますので、医師の指示に従ってくれぐれも正しい用量や用法を守りながら服用することを心がけてください。
服用期間の途中で「良くなったような気がする」と自己判断で服用を止めてしまうと、十分な効果が得られずに症状が再発してしまうことになります。

治療開始から1か月後に尿検査を行って、淋菌が消失していれば淋病は完治したものと判断されます。
ほとんどの場合にはジスマロックの服用で淋病を完治することができますが、一部にはジスマロックに耐性を持つ淋菌が存在するようです。
以前淋病に感染してジスマロックを服用したことがある人の場合には、耐性菌の存在に注意が必要だといえるでしょう。
淋菌の治療薬としてはジスマロック以外にも様々な経口薬・点滴薬が使用されていますので、医師と相談の上で種類の異なる治療薬の使用を検討してみてください。